株取引で狙う銘柄に優先順位をつける

優先順位
投資を行う際、その投資金額に限界があります。
妙味を感じた銘柄を次々と購入していくだけでは資金がすぐ底をついてしまいます。
先物取引において簡単にレバレッジを上げることはあまりにも危険なことです。
まずは株式や債券など種類別のポートフォリオを組み、先物を含めた株式投資に最大どれだけの資金を投入できるかを決めましょう。
それを順守するのがポイントです。

どんな金融商品にも買い時があり、上がっているからと言って購入するとそこが天井だったというケースがよく見られます。
保有している種類の金融商品の価格が上昇すると、新たに購入しなくても投資金額全体における比率は上昇します。
つまりポートフォリオを守ることで高値掴みを防ぐ効果も期待できるのです。

株というジャンルの中でも業種ごとにポートフォリオを組んでおくべきです。
同じ業種の銘柄は同じような値動きをする傾向があります。
同じような商品やサービスを扱っているのですから当然でしょう。
外需関連株や社会インフラを担う会社の株など、業界ごとにターゲットにしている顧客層が異なりますが、その違いを利用して分散投資をすることでリスクの軽減になるのです。

自身の中で将来の発展が予想される業界など、業界ごとに優先順位を付けて株式の購入金額を考えましょう。
どの業種にも同じ比率でお金を投入するのも無難な方法ですが、業界ごとに配当利回りや平均PERは異なりますから、優先順位の高いものは比率を多くしても良いでしょう。

購入して時間が経ち、それぞれの銘柄の価格が変動してくると、比率が変わってきます。
新たな購入が無ければ下落した業界の比率が低くなりますので、比率調整の意味で新しく購入するのが良いでしょう。
自然に押し目買いの戦略をとることができます。

また逆に株価が上がっている業界については適宜売却を行うべきです。
優先順位に基づいてポートフォリオを組み、調整していくことでより多くの利益をもたらすでしょう。
当然ですが、機関投資家は全てこのような分散投資を行っています。

資産を減らさない為にPERや利回りに基準を設けて投資

高利回りの投資を行うことを目標にするのは投資家共通のテーマです。
PERや利回りに基準を設けることは資産を減らさないことや、同じ値動きの中でもより多くの利益を出すことに効果があります。

同じ業界内の銘柄の優先順位として、配当が高利回りであることや低PERであることを基準にしても良いでしょう。
PERは低すぎると市場が将来性に期待をしていないと判断することもできますので、概ね12~16倍程度か、業種内平均よりも少し低い程度が良いと考えられます。
配当については、他社が減配をしている中で高利回りを維持していることはキャピタルゲインを狙う面でも妙味があります。

また、PERは単年の利益高をもとに算出される指標ですから、銘柄によっては年ごとにPERが大きく変動することがあります。
しかし変動したからといって簡単に銘柄を変えるのは考えものです。
売却を考える時点で含み益が出ていれば問題はありませんが、含み損が出ている場合はそのまま様子を見ることが正しい場合があります。
経験則ではあまり簡単に見切りを付けない方が良いと言えますが、先物取引の場合は決済期限があることから早めに動いても良いのかも知れません。

高利回りの投資のため、優先順位を決めることにおいて配当利回りも重要ではありますが、先物取引は長期保有をするものではありません。
配当によって高利回りになるのは長期で保有した場合に限られます。
あくまでもキャピタルゲインを狙えるものに高い優先順位を付けておくべきです。

投資にはリスクが付きものではありますが、特定の銘柄に資金を集中させないことや、幅広く購入することで、業績の好調な業界に確実に投資を行えることが利益の向上に貢献します。